データーチェック | ||||
牝馬や軽斤量馬 | 狙いは牝馬 | |||
外枠有利 | 牝馬が断然 | |||
父がダート適正の高い短距離馬で母がスタミナ血統 | <負担重量の軽い馬> | |||
前走3着以下の1番人気は危険 | *牝馬3歳51キロ、4歳以上54キロ、牡馬56キロ | |||
サクラバクシンオー産駒 | 3歳馬が優勢 |
2020年7月26日(日曜) 2回新潟2日第20回 アイビスサマーダッシュ | |
《レース結果》 1 枠5黄 9 ジョーカナチャン 牝5 54.0 菱田 裕二 0:54.5 2 枠7橙 13 ライオンボス 牡5 57.0 鮫島 克駿 0:54.5 アタマ 3 枠6緑 12 ビリーバー 牝5 54.0 杉原 誠人 0:54.5 クビ 4 枠8桃 17 メイショウカズヒメ 牝6 54.0 西村 淳也 0:54.6 3/4 5 枠4青 8 ダイメイプリンセス 牝7 56.0 秋山 真一郎 0:54.6 アタマ 《レース内容》 2番人気のジョーカナチャンが逃げ切って重賞初挑戦で勝利を飾った。連覇を狙った 1番人気ライオンボスはアタマ差2着。3着には9番人気のビリーバーが入った。 今度こそ、あの馬には負けたくない。ジョッキーのその懸命な思いに応えて、 ジョーカナチャンが無人の外ラチ沿いを駆け抜ける。猛追する前年の覇者 ライオンボスをアタマ差退けてゴール。初挑戦の重賞でタイトルをつかんだ。 「調整がうまくいって調子はいい、と聞いていたし、自信を持って乗りました。 最初に乗ったとき(昨年のルミエールAD10着)に惨敗したのに、 それでも乗せ続けてくれた関係者に感謝したいし、めちゃくちゃうれしいです」 自身1年7カ月ぶり3度目の重賞勝利を決めた菱田騎手の声がはずむ。 「正直、もう少し(有利な)外枠が欲しかった」とジョッキーが話すように、真ん中(9)番からスタート。 抜群のダッシュ力で先頭に立って徐々に進路を外に取ると、 前走の韋駄天Sでゴール寸前にかわされた最大のライバルの追撃を振り切った。 「すごく二の脚が速くて、前回では止まってしまったところで、もうひと脚使ってくれました。 本当に厩舎がうまく調整してくれて、馬もよく頑張ってくれました」とスタッフへの感謝を続けた。 昨年の阪神JF(レシステンシア)以来の重賞Vとなった松下調教師も「ライオンボスとの斤量差が 1・5キロ詰まっても逆転できる、と思うぐらいに状態が良かった。 それに結果でこたえてくれました」と満面の笑みを浮かべる。 この後はオーナーと協議したうえだが、北九州記念に向かうプランもある。 「この子は1200メートルでも大丈夫。どんどん乗りやすくなって、今回が一番おとなしかったぐらい。 また乗らせてもらえるなら楽しみです」と鞍上は、重賞連勝に向けて自信を深めた様子だ。 サマージョッキーズシリーズで一躍トップに立った菱田騎手を背に、 ジョーカナチャンが夏の電撃戦を逃げまくる。 |
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2019年7月28日(日曜) 2回新潟2日第19回 アイビスサマーダッシュGV | |
《レース結果》 1 枠6緑 11 ライオンボス 牡4 56.0 田辺 裕信 0:55.1 2 枠2黒 3 カッパツハッチ 牝4 54.0 丸山 元気 0:55.2 3/4 3 枠8桃 16 オールポッシブル 牝5 54.0 津村 明秀 0:55.3 クビ 4 枠7橙 13 トウショウピスト 牡7 56.0 大野 拓弥 0:55.3 クビ 5 枠5黄 10 レジーナフォルテ 牝5 54.0 内田 博幸 0:55.4 1/2 《レース内容》 断然の1番人気ライオンボスが有利な外ラチ沿いを奪って先行して押し切り、 千直3連勝で重賞初制覇。田辺騎手は前日に落馬負傷した鮫島駿騎手の 代役を見事に果たした。今後は未定だが、 スプリンターズSのほか、ダート戦も候補に挙がっている。 横綱のように受けて立った。単勝1・9倍の断然人気に推されたライオンボスが、 ライバルの激しいマークをはねのけてV。主戦の鮫島駿騎手が前日の落馬負傷で 騎乗できないアクシデントはあったが、邁進特別、韋駄天Sに続く3連勝で 重賞初制覇を飾るとともに『千直王』の名を不動にした。 代打の役割を果たした田辺騎手が強さをたたえた。 「イメージ通りに乗れました。人気を背負っての先行策は楽ではないし、 実際に競りかけてくる馬もいましたが、コース適性を含めて強さを感じました」 (11)番枠から好スタートを決め、迷いのない先行策。オールポッシブルが外ラチ沿いを 譲るまいと抵抗してきても、身上のスピードで奪い取り、馬場の真ん中で最後まで 食らいついてきたカッパツハッチを3/4馬身振り切った。 勝ち時計55秒1も、例年より時計がかかる馬場状態だっただけに決して遅くはない。 障害王オジュウチョウサンのトレーナーとして知られ、平地重賞2勝目となった 和田郎調教師は「調教ではオジュウの調教パートナーを務めることもありますし、 厩舎の先輩に胸を借りて強くなってきたこともあるかもしれません」と成長を実感。 表彰式には元調教師で父の正道氏が馬主の和田牧場を代表して登壇。 初めて父と一緒に壇上に立つことができ、笑みを浮かべた。 今後のプランは体調を見てから決まるが、 「ダートでも1200メートルでもやれなくはないと思います」 とトレーナー。候補にはもちろん、 秋のスプリンターズS(9月29日、中山、GI、芝1200メートル)も入っている。 スプリント界は高松宮記念を制したミスターメロディなどもいるが、 大混戦ムード。新星ライオンボスが、そのまま短距離王にまで登り詰めても不思議ではない。 |
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2018年7月29日(日曜) 2回新潟2日11R 第18回 アイビスサマーダッシュ | |
《レース結果》 1 枠8桃 15 ダイメイプリンセス 牝5 54.0 秋山真一郎 0:53.8 31.8 502 +4 森田直行 1 2 枠4青 8 ラブカンプー 牝3 51.0 M.デムーロ 0:54.0 1 1/4 32.2 424 0 森田直行 2 3 枠6緑 12 ナインテイルズ 牡7 56.0 戸崎圭太 0:54.2 1 1/4 32.3 468 -4 中村均 8 4 枠4青 7 レジーナフォルテ 牝4 54.0 杉原誠人 0:54.3 1/2 32.4 496 -2 佐藤吉勝 4 5 枠3赤 6 ラインスピリット 牡7 57.0 森一馬 0:54.6 1 3/4 32.4 440 +2 松永昌博 《レース内容》 秋山真一郎騎手騎乗の1番人気ダイメイプリンセス(牝5歳、栗東・森田直行厩舎)が快勝。 これで3戦全勝と得意の千直で待望の重賞初制覇を果たした。タイムは53秒8(良)。 2着に僚馬のラブカンプー(2番人気)が入り、3着はナインテイルズ(8番人気)。 8番枠のラブカンプーが好スタートから先頭へ。外の15番枠だったダイメイプリンセスは 先行集団のすぐ後ろへつけると、ラブカンプーとレジーナフォルテとの間の 狭いスペースを割って力強く伸び、後続を突き放した。 ラブカンプーは1馬身1/4差の2着で、 さらに1馬身1/4差の3着にナインテイルズ。レジーナフォルテは4着だった。 ダイメイプリンセスは、父キングヘイロー、母ダイメイダーク、母の父ダンスインザダークという血統。 |
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2017年7月30日(日) 2回新潟2日11R 第17回 アイビスサマーダッシュ(GIII) | |
《レース結果》 1 8 15 ラインミーティア 牡7 56.0 西田雄一郎 0:54.2 31.6 470 -2 水野貴広 8 2 5 10 マル外フィドゥーシア 牝5 54.0 石橋脩 0:54.2 クビ 32.4 478 +2 松元茂樹 1 3 7 14 レジーナフォルテ 牝3 51.0 杉原誠人 0:54.4 1 1/2 32.5 490 -4 佐藤吉勝 4 4 8 16 アクティブミノル 牡5 56.0 酒井学 0:54.5 クビ 32.7 488 +8 北出成人 2 5 3 5 アースエンジェル 牝5 54.0 吉田隼人 0:54.5 クビ 32.1 454 +14 田中剛 14 《レース内容》 西田雄一郎騎手騎乗の8番人気・ラインミーティア(牡7、美浦・水野厩舎)が、 中団追走から末脚を伸ばし、最後の最後で先行勢をまとめて捉えて優勝。 勝ちタイムは54.2(良)。 クビ差2着には楽にハナに立って押し切りを狙っていた 1番人気・フィドゥーシア(牝5、栗東・松元茂厩舎) 、1馬身半差の3着には3番手追走から粘り込んだ 4番人気・レジーナフォルテ(牝3、美浦・佐藤吉厩舎)が続いて入線した。 勝ったラインミーティアは1600万下クラスの身ではありながら 主戦場としてきた舞台の重賞へと格上挑戦してきた。 騎乗した西田雄一郎騎手はケイティラブとのコンビで制した 2010年以来2勝目。馬主は大澤繁昌氏、 生産者は新冠町のアラキフアーム。馬名の意味由来は「冠名+流星」。 |
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2016年7月31日(日) 2回新潟2日11R 第16回 アイビスサマーダッシュ(GIII) | |
《レース結果》 1 4 4 ベルカント 牝5 55.0 M.デムーロ 0:54.1 31.7 490 +4 角田晃一 1 2 8 13 ネロ 牡5 56.0 内田博幸 0:54.1 アタマ 31.9 460 -6 森秀行 2 3 5 6 プリンセスムーン 牝6 54.0 北村友一 0:54.3 1 1/4 31.8 498 +4 安田隆行 3 4 7 11 アットウィル 牡6 56.0 蛯名正義 0:54.6 2 31.8 498 +2 高橋義忠 4 5 3 3 ローズミラクル 牡6 56.0 吉田隼人 0:54.6 クビ 32.0 552 -2 羽月友彦 6 《レース内容》 M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・ベルカント(牝5、栗東・角田厩舎)が優勝。勝ちタイムは0:54.1(良)。 2着にはアタマ差で2番人気・ネロ(牡5、栗東・森厩舎)、3着には11/4馬身差で3番人気 プリンセスムーン(牝6、栗東・安田隆厩舎)が続いて入線した。 ネロが抜群のスタートを決めてすかさず外ラチ沿いへ。1馬身、2馬身とリードをとる。 人気のベルカントも馬なりでスッと2番手へ。プリンセスムーンはそれらを直後で見る形。 内からはファンデルワールスの西田騎手が直線半ばで早くも手を動かし始める。 残り200mを切って、まだまだネロが粘るが、内からベルカントが迫ってくる。 内か外か、2頭が馬体を合わせてのデッドヒートが続く。ネロが粘り切るかと思われたその刹那、 ベルカントが重賞4勝の地力でなんとか交わしたところがゴール板だった。 3着にはやや離されたがプリンセスムーンが必死に上位2頭に食らいついた。 勝ったベルカントははこの勝利で重賞5勝目。ドバイ帰りの休み明けだった前走のCBC賞は3着で、 積極的にハナを切るも得意としない左回りの影響もあり敗れていた。 昨年もこのレースを制しており、連覇は09年のカノヤザクラ以来2頭目。 これでサマースプリントシリーズで単独トップに立ち、 シリーズ連覇の可能性が高まった。 秋にはG1・スプリンターズSで悲願のG1タイトル奪取にも期待したいところだ。 |
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2015年8月2日(日) 2回新潟2日11R 第15回 アイビスサマーダッシュ(GIII) | |
《レース結果》 1 8 13 ベルカント 牝4 54.0 M.デムーロ 0:54.1 31.9 488 +12 角田晃一 1 2 6 9 シンボリディスコ 牡5 56.0 田中勝春 0:54.4 2 32.1 484 +4 高橋祥泰 9 3 7 12 アースソニック 牡6 56.0 丸田恭介 0:54.4 ハナ 31.8 494 +4 中竹和也 4 4 8 14 セイコーライコウ 牡8 57.0 柴田善臣 0:54.5 1/2 31.8 486 -4 竹内正洋 2 5 4 6 マル外リトルゲルダ 牝6 56.0 柴田大知 0:54.7 1 32.3 488 -2 鮫島一歩 5 《レース内容》 1000メートルの競馬で2馬身差というのは、まさに決定的な着差。 今回はベルカントだけがレベルが違っていた感じだ。 前半の2ハロンを無理せず22秒1の流れに乗り、 上がり3ハロンを31秒9でフィニッシュ。理想的なラップです。 とても千直が初めてとは思えない。馬も人も。 デムーロはこの日3勝。騎手の力も大きかった。 それから新潟の芝も合うんだろう。昨年の秋に新潟の スプリンターズSも小差の5着だった。 道中タメを利かせる感じでした。それくらいスピードがあるから千直は合うんでしょう。 外枠の利も生かしたし、すべてがうまくいった圧勝劇だった。 ただ内容が良過ぎただけに心配な部分も出てきました。 次走は平坦の小倉GV北九州記念ですから大きな問題はないでしょうが、 スプリンターズSとなるとどうでしょうかね。 今年は新潟じゃなくて坂のある中山が舞台だから。 チェックポイントとして、本番まで忘れないように頭の隅に置いておこう。 一方、昨年の勝ち馬セイコーライコウは4着か。いい位置にはいたと思うが…。 数字的には昨年と同じくらいなんですけど。 それでも最後で伸び切れなかったあたり、年齢的な衰えもあるのかもしれません。 3着アースソニックが昨年と全く同じ時計で同じ着順だったことを考えると…。 2着は伏兵シンボリディスコ。2走前の駿風Sの55秒0が物足りなく感じたんですが、 あれが初めての千直だった。まだ5歳だし、 1度経験した上積みは大きかったということでしょう。 それを考えると、今後が楽しみなのは休み明けで6着に入ったサフィロス。 初めての千直競馬で54秒7。まだ3歳の若馬ですから上積みは大きいでしょう。 同じ3歳のレンイングランドはレース途中でギブアップ気味。 こっちは適性や経験などいろいろと若い部分が出た感じだった。 |
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2014年8月3日(日) 2回新潟2日11R 第14回 アイビスサマーダッシュ(GIII) | |
《レース結果》 1 2 2 セイコーライコウ 牡7 56.0 柴田善臣 0:54.3 31.9 484 -12 鈴木康弘 1 2 7 11 フクノドリーム 牝3 51.0 横山典弘 0:54.4 1/2 32.4 474 0 杉浦宏昭 5 3 7 10 アースソニック 牡5 56.0 岩田康誠 0:54.4 クビ 32.1 480 -4 中竹和也 3 4 6 9 マル外リトルゲルダ 牝5 54.0 柴田大知 0:54.5 1/2 32.3 476 -10 鮫島一歩 7 5 6 8 アンゲネーム せん6 56.0 丸田恭介 0:54.5 ハナ 31.9 472 +4 和田正道 8 《レース内容》 セイコーライコウが春の韋駄天Sに続いて1000mを連勝。 スペシャリストが誕生した感じです。 初めての直線競馬で最後まで馬なりだった韋駄天Sには驚きましたが、 今回も最後の300メートルまで柴田善は自信満々でした。 鞍上の柴田善は土曜の直線競馬でも勝ったように乗り方を熟知しています。 ラストから2ハロン目が勝負どころ、うまく脚をためていたと思います。 それにしても7歳になってから1000mを2勝する馬なんてあまり聞いたことがないですね。 逆に人気を分け合ったフォーエバーマークは一体どうしたものか。年齢的なものかな。 昨年のこのレースは2着、あのころと比べると体調が落ちているのかも知れません。 2着のフクノドリームは叩き2戦目、51キロ、鞍上、そして外枠とすべてが噛み合った。 バーバラは適正があると思ったが11着とは案外な結果でした。 いずれにしても、上位3頭が抜けていたし、なかでも勝ち馬は突出していた。 今日のところはセイコーライコウを誉めるしかないです。 今年のスプリンターSはこの新潟開催、本番まで充電すれば、ひょっとするかも。 目一杯走ってないから、お釣りもありそうだ。 |
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2013年7月28日(日) 2回新潟2日11R 第13回 アイビスサマーダッシュ(GIII) | |
《レース結果》 1 7 13 ハクサンムーン 牡4 56.0 酒井学 0:54.2 31.9 480 0 西園正都 1 2 2 4 フォーエバーマーク 牝5 54.0 村田一誠 0:54.3 3/4 32.0 508 -2 矢野英一 3 3 7 14 マル外リトルゲルダ 牝4 54.0 柴田大知 0:54.9 3 1/2 32.3 478 -8 鮫島一歩 6 4 8 17 レオパステル 牝6 54.0 蛯名正義 0:55.0 3/4 32.0 436 0 奥平雅士 8 5 5 9 デュアルスウォード 牡5 56.0 横山典弘 0:55.1 1/2 32.1 482 +4 手塚貴久 12 《レース内容》 終わってみればハクサンムーントフォーエバーマークのマッチレース 最後はG13着があるハクサンムーンが格の違い、牡牝の違いを 見せ付ける格好となった。 去年のハクサンムーンが2ハロン通過21秒5だったのに 今年は22秒3.期待していた10秒切りのラップもなく、 良馬場の記録としては遅い流れ。 ペースが上がらず意外と激流にならなかった印象です。 2頭の加速力が違ったことがこういう流れを作り出した。 ハクサンムーンが速いと思って遠慮気味に運んだのかも。 サマースプリント暫定王者に相応しい走りを見せたのだから立派です。 去年と今年では格段に違っていることをしっかりと証明した。 2着フォーエバーマークは誉めるとして54秒9を要した3着以下は ペースが遅かったとはいえ走らさ過ぎですね。 条件戦でも出るような時計なんだから、 直千適正がいかに欠乏していたかは明白です。 スギノエンデバーなんかはその最たる存在です。 前に行けない馬で初のこの条件は厳しいです。 加えて前が止まらない流れでしたから。 昨年の覇者パドドロワは59キロでもここまで崩れるとは思わなかった。 今年は馬場入りしてきた時にちょっと迫力がない印象を受けた。 体調面で問題がなければこの時計でここまで負けたりはしないです。 |
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2012年7月22日(日) 2回新潟4日11R 第12回 アイビスサマーダッシュ(GIII) | |
《レース結果》 1 16 パドトロワ 牡5 56.0 安藤勝己 0:54.2 32.2 532 -2 鮫島一歩 7 2 17 エーシンダックマン 牡5 56.0 蛯名正義 0:54.4 1 1/2 32.7 494 +2 坂口正則 5 3 4 エーシンヴァーゴウ 牝5 55.0 田辺裕信 0:54.5 クビ 32.4 470 前計不 小崎憲 4 4 3 ハクサンムーン 牡3 53.0 石橋脩 0:54.5 クビ 33.0 460 +4 西園正都 3 5 15 ジュエルオブナイル 牝5 54.0 内田博幸 0:54.8 1 3/4 32.4 440 -2 荒川義之 6 《レース回顧》 このレースの4回目の2ハロン10秒切り、 ハクサンムーンが強烈な先制パンチをかましました。 後続が大きく離れた展開を考えると、もう少しタメれば逃げきれたでしょう。 この速いバラける展開がズバリだったのがパドドロワでした。 うまい具合にエーシンダックマンがいて、格好の目標になった。 実はモサモサしているような馬が直線舞台に合う、もともとベストは平坦です。 ゴールしてからもまだまだ伸びていきそうだった。 5ハロン戦での1馬身半差は役者が一枚上だったとしか思えない。 1.2着馬の16.17番枠を考えると3,4着の4.3番枠が ちょっとかわいそうだった印象も残ります。 やっぱりこの舞台は枠順差が大きいコースだと改めて感じました。 昨年の覇者エーシンヴァーゴウは負けはしたけどよく立ち直った感じ。 まだ去年のデキには戻り切っていないと映りましたけど、 しっかり格好をつけたようにラスト2ハロンで加速の形が合うのでしょう。 さらに体調が上向いてくれば今後も目は離させません。 51キロで1番人気に推されたビウイッチアスは 前走内容からこんなに負けるはずはないのですから、 舞台適正がなかったとしか言いようがありません。 時々、こういうタイプがいます。 2番人気アフォードは前半抑えるのが良いタイプなんだろうけど、 この作戦では重賞では通用しない。 もう少し積極的に乗ってほしかったです。 |
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2011年7月17日(日) 3回新潟2日 11R 第11回 アイビスサマーダッシュ(GIII) | |
《レース結果》 1 3 エーシンヴァーゴウ 牝4 54.0 福永祐一 0:53.8 31.8 464 +6 小崎憲 1 2 12 エーブダッチマン 牡5 56.0 石橋脩 0:54.1 1 3/4 32.3 468 +2 清水利章 5 3 13 アポロフェニックス 牡6 56.0 柴田善臣 0:54.4 1 3/4 32.4 488 -2 柴崎勇 11 4 14 シャウトライン 牡7 56.0 中舘英二 0:54.5 3/4 32.7 502 +2 角田晃一 7 5 16 ジェイケイセラヴィ せん7 57.0 江田照男 0:54.5 アタマ 32.7 484 -2 坂本勝美 3 《レース回顧》 エーシンヴァーゴウが見事に1番人気に応えた。 そのレース内容、タイムからも完勝で53.8秒はレコードに0.1秒差 4F 42.0 - 3F 32.0の流れはカルストンライトオがレコードを記録したラップと類似しています。 これがアイビスSDの必勝パターン。 内枠は有利ではないが、残り300mからだったが楽々と押し切ってしまった。 これで千直は連勝だが、1200mでも問題がないタイプ。 サマースプリントシリーズの有力候補に浮上した。 昨年のシリーズを制したワンカラットもそうですが、 ファルブラヴ産駒は牝馬に活躍馬が多いのが特徴です。 決して短距離血統ではないが、スピードが豊富なのでしょう。 2着エーブダッチマンは0.3秒差で、それでも54.1秒は 例年なら勝ち時計に匹敵する。 ジェイケイセラヴィなどを積極的に負かしにいっての失速だけに 評価は下がらない。 この2頭は追い切りの動きが良かった点も強調できます。 やはり夏は「格より調子」他の掲示板確保組はあくまで善戦止まりでした。 2番人気ヘッドライナーは前半は付いていったが最後はバッタリでした。 返し馬からイレ込んでいたし、夏負けかも知れません。 それに加えてやはり適正がなかったのが最大の敗因でしょう。 |
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2010年 7月18日(日) 2回新潟2日 11R 第10回 アイビスサマーダッシュ(GIII)
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《レース結果》 1 9 ケイティラブ 牝6 54.0 西田雄一郎 0:53.9 32.4 516 +2 野元昭 8 2 12 ジェイケイセラヴィ せん6 56.0 江田照男 0:54.0 3/4 32.3 474 0 坂本勝美 3 3 3 マルブツイースター 牡5 56.0 柴田善臣 0:54.2 1 32.2 466 -6 中尾秀正 16 4 16 アポロドルチェ 牡5 56.0 勝浦正樹 0:54.2 ハナ 31.9 468 -6 堀井雅広 6 5 13 シャウトライン 牡6 56.0 浜中俊 0:54.2 クビ 32.2 486 -8 坂口正大 10 《レース内容》 節目の第10回を迎え、すっかり夏の風物詩となった感のある 直線芝1000mの重賞・アイビスサマーダッシュ(GIII)。 昨年の重馬場から一転、今年は好天と良馬場に恵まれての開催で、 期待通りのスピード勝負が見られた。 上位人気は、前走CBC賞4着のメリッサ、このレース3連覇のかかるカノヤザクラ、 久々だった前走バーデンバーデンC(5着)を叩いて 上昇気配を漂わせるジェイケイセラヴィという順。 が、これらの機先を制し、出ムチとともに一気にハナを奪ったのは 8番人気の伏兵ケイティラブだ。 レース後半、全馬が少しずつ外ラチ方向へ寄ってくるのは 新潟の直線芝1000mではお馴染みの光景。 それでもケイティラブの先頭は変わらず、 今度はラストスパートのムチを受けて懸命に粘る。 まだ1600万下クラスの身だが、過去4勝のうち3勝が新潟・直線芝1000mという馬だ。 そのコース適性を武器に、ケイティラブは鮮やかに逃げ切ってみせたのだった。 53秒9の好タイム。かつてこのレースで54秒を切るタイムで勝った メジロダーリングはスプリンターズSで2着、 カルストンライトオはスプリンターズSを勝利している。 ケイティラブにも、さらに華やかな未来が待っているかも知れない。 |