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スプリングステークスとフラワーC 2レース予想

11R 第60回 スプリングステークス(GII)芝・右 外

「リベルタス中心の馬券組み立て」

◎⑰リベルタス
○①ショウナンパルフェ
▲⑭リストザウイングス
△⑱サトノオー
×⑦ペルシャザール
×⑥オルフェーヴル
×⑬ダブルオーセブン

今開催は中山では無く阪神で行われるため施行条件が違いが
勝敗に大きく影響してきそうだ。

阪神1800mという条件は洋芝が混じり直線も長く
急坂も待ち受けるコースだから、かなりタフな条件と言えます。
マイルが限界の馬には1ハロンであろうと、
相当大きく響いてくだろう。

朝日杯勝ち馬「グランプリボス」がクラッシック路線か
マイル路線に進むのかは、この1戦の結果次第。

ベルシャザールやリベルタスあたりが前に付けるだろうが、
確たる逃げ馬が不在の1戦。

とはいえ皐月賞TRで賞金ボーダーライン1200万以下の馬は
仕掛けが自ずと早くなることも想定出来るので
直線での決め手勝負と考えたくなる所です。

阪神1800m外コースは外枠の差し馬有利ですから、
安定した末脚を発揮できるリベルタスが本命
手脚のバランスが非常に良く、マイルよりは距離延長歓迎。
エンジンの掛かりが遅いので中山→阪神はプラス。

対抗はショウナンパルフェ
二ノ宮厩舎には、既にクラシック路線を当確させたナカヤマナイトがいるが、ショウナンパルフェも順調なら重賞を獲ってたはず。
京成杯を無理せず自重したお陰で、今回は理想通りの
調整の仕上げ。先週、今週と本当にイイ動きでしたので、
この状態なら勝ち負けできそうです。

サトノオーとペルシャザールは共同通信杯は展開が向かなかった。
最後の伸び脚に見所があったサトノオーの巻き返し。
ディープ産駒人気馬の前走敗戦→好走のパターンも十分だろう。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

12R 第25回 フラワーカップ(GIII)1800m 芝・右 外

今年は番組変更により、桜花賞まで中一週。
正直なところ、出走各馬は桜花賞よりもオークス本命だろう。

確たる逃げ馬が不在で、いずれにしろペースはスロー、
折り合いを欠いた馬から、直線は脱落していくことになりそう。

牝馬路線はあの牝馬がいるから、陣営は勝てそうなところで
結果を出していかないとという勝負気配の漂う一戦です。

「気になるサトノフローラ」

新馬戦は大楽勝で、搭載エンジンの違いで9馬身もちぎって勝利。
その後は脚部不安でここまで休養を余儀なくされましたが、
戻ってからは、じっくり調整されてきました、バネの利いた
フットワークとしなやかな伸びは相変わらず特筆もので、
クラシック戦線への最後の大物となりうる存在です。

高松宮記念ジョッキーコメント

エーシンフォワードについて岩田康誠騎手

「先週目一杯やっているので、今朝の最終追い切りは反応を見るだけでした。元気で反応も良く、素晴らしい動きでした。動ける態勢にあると思っています。去年とも変わりないですね。香港のレースから休みを挟んで、うまくリフレッシュできたのではないでしょうか。1200mでも対応できる馬ですから、流れに乗っていいレースができれば。スプリント戦になっても勝てるだけの力がありますから。コースは申し分ありません。ロスなく回って直線に向けばいい弾け方をしてくれると思います。
馬も元気ですから、何とか頑張りたいです」

ダッシャーゴーゴーについて川田将雅騎手

「前走は久々のぶん返し馬からかなり気合いが乗っていて、レースでも行きたがりましたが、やや折り合いを欠きながらもしっかりと押し切ってくれました。58キロを背負っての結果ですから、今回に向けていい内容だったと思います。今年の高松宮記念は阪神で行われますが、この馬にとっては中京コースでやるよりも断然いいでしょうね。阪神のほうが競馬はしやすいでしょうし、重賞を勝っているようにコースには何の心配もありませんから。キンシャサノキセキは前走59キロであれだけの競馬をしていて今回は同斤量ですし、ジョーカプチーノは対戦していませんから、この2頭は気になります。それでも、この馬自体は上手にレースができるので、とにかく気分良くこの馬のレースをするだけだと思います。
去年のスプリンターズSは申し訳ない結果になってしまったので、ここで大きなタイトルを取りたいですし、安田厩舎2頭で、ドバイと日本で盛り上げたいです。そして被災地の方々に元気になってもらえるような、馬の素晴らしさを伝えたいと思います」

ジョーカプチーノについて藤岡康太騎手

「前走は出遅れてしまったので、折り合いに気をつけていました。思った以上の脚を使ってくれましたね。少し折り合いは欠きましたが58キロを背負ってあれだけの脚を使ってくれたのですから、自分自身にとって自信にもなりましたし、競馬の幅が広がったということで収穫がありました。ここまで強い内容で来ていますし、もうひとつタイトルを取らせてあげたいです。レースは前々で流れに乗る形かと思います。コース替わりも苦にしないでしょうし、気性的なところで1200mはいちばんレースがしやすいですね。一番の信頼を置くパートナーですし、あとは自分がしっかり結果を出すだけだと思っています」

サマーウインドについて庄野靖志調教師

「ここを目標に、順調に来ています。馬の調子は上向いていますし、いい結果を残せる状態にあると思います。JBCのあとに放牧に出し、年明けに厩舎に戻ってきました。久々の芝のレースですが特に調整を変えることもなく、気負うことなくやってきています。追い切りは、先週はジョッキーに乗ってもらって感触を確かめてもらいました。今週はレースまでに疲れを残さないように、坂路でサッとやりました。時期的に少し絞りづらいところもありましたが、レースには十分対応できると思います。距離自体は問題ないのですが、久しぶりの芝で一線級のスプリンター相手、しかもGIですからそう簡単ではないと思います。それでもこの馬の力を十分に発揮できたら、結果もいい方向に向くのではないでしょうか。血統的には芝をこなせるのは間違いないと思っていて、この馬もいつか芝で走らせたいと思っていました。それがこの舞台になりましたが、ここでどれだけやれるか楽しみです。」

ドバイ・調教状況と厩舎コメント

26日(土)にアラブ首長国連邦・ドバイのメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップデー諸競走に出走する日本馬の状況は以下の通り。

★ドバイワールドカップ〔G1:オールウェザー(タペタ)2000m〕
●ヴィクトワールピサ(牡4 栗東・角居勝彦厩舎)
【調教状況】
 オールウェザー追い切り(ルーラーシップと併せ馬・松田全史調教助手騎乗)
 角居勝彦調教師のコメント
「今日はルーラーシップと2頭で併せ馬をしました。ヴィクトワールピサは中山の重たい馬場の前哨戦でも強い走りをしてくれましたので、ドバイのオールウェザー(タペタ)もこなしてくれると思います。体も引き締まって良い感じです。明日はウォーキング程度の調教を予定しています。」
●トランセンド(牡5 栗東・安田隆行厩舎)
【調教状況】
 オールウェザー キャンター1周(単走・山下久美調教助手騎乗)
 山下久美調教助手のコメント
「今日はキャンターで軽く1周流す程度に調教しました。馬は相変わらず元気一杯で順調です。明日、追い切る予定です。」
●ブエナビスタ(牝5 栗東・松田博資厩舎)
【調教状況】
 オールウェザー キャンター2周(単走・松田剛調教助手騎乗)
 松田博資調教師のコメント
「ドバイに来てからの調整は帯同スタッフに全幅の信頼をおいて任せています。土曜日は少し速い調教をしました。今日も栗東にいる時と同じように、いつもの調教ができており、馬体も良さそうです。明日追い切る予定です。」

★ドバイシーマクラシック〔G1:芝2410m〕
●ルーラーシップ(牡4 栗東・角居勝彦厩舎)
【調教状況】
 オールウェザー追い切り(ヴィクトワールピサと併せ馬・岸本教彦調教助手騎乗)
 角居勝彦調教師のコメント
「今日はヴィクトワールピサと2頭で併せ馬をしました。ルーラーシップは今日の調教でも軽やかな走りをしていましたが、そういった走りをしてくれる馬なので、ドバイの芝馬場も合っているように思います。これまで強い調教を3本ほどこなしているので、体も引き締まって良い感じです。明日はウォーキング程度の調教を予定しています。」

★UAEダービー〔G2:オールウェザー(タペタ)1900m〕
●レーザーバレット(牡3 美浦・萩原清厩舎)
【調教状況】
 オールウェザー キャンター1周(単走・稲垣幸雄調教助手騎乗)
 萩原清調教師の話
「明日の追い切りに備えて軽めの調教でしたが、馬はいつもと変わらない感じで安心しました。ドバイのオールウェザー馬場は若干柔らかい感触で、美浦トレセンのポリトラックの方がグリップ力があるように思います。」

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